側溝掃除を怠ると様々なトラブルが発生します。生活環境の悪化は言うまでもありませんが、災害時の被害を大きくしてしまう原因になる可能性もあります。
生活環境の悪化として挙げられるものは・・・
★悪臭
特に湿度が高く暑い時期は雑菌が繁殖しやすく悪臭が発生することがあります。
★害虫
セアカコケグモ(側溝の蓋の裏にいることが多い。毒があり嚙まれると針で刺されたような痛みがある。腫れ、痛みは全身に広がる。)
ムカデ(毒があり、噛まれると強い痛みがある。とんでもなく腫れあがる。二回目以降はアナフィラキシーショックを起こす可能性がある。)
蚊
ボウフラ(水たまりに発生する。)
蚊トンボ
・・・命の危険すらあります また台風や大雨などの自然災害時に水があふれ、道路が冠水する恐れがあります。
・・・詰まりまくった側溝の放置・・・ダメ、絶対。
側溝の掃除は半年~2年に1度行うのが望ましいです。
さて、ではまたやる気がある方に向けて側溝の掃除のやり方を解説いたしましょう。
まず必要な道具は以下の通り。
★軍手
★ゴム手袋
★安全靴(防水タイプがおススメ!)
★土嚢袋
★土嚢袋スタンド
★スクレーパーまたはヘラ
★大型角スコップ
★ジョレン(汚泥からプラゴミなどの固形物を取り除くのに役立ちます)
★側溝蓋持ち上げ機
ここですでにやる気のある人がいなくなったような気がしますね( ^ω^)・・・
それでも敢えて解説を続けましょう。
①蓋の裏や溝の汚れを除去する
軍手をはめ、安全靴を履き、側溝蓋上げ機を使ってゆっくり蓋を外します。
外した蓋はつまずかないよう端に避けておきましょう。
汚泥は大型角スコップで、溝などの狭い場所はスクレーパーを使用して汚れを取ります。
ところで先ほどお話した害虫は蓋の裏にいることが多いので十分に気を付けながら作業をしてください。
②側溝の中のゴミや汚泥などを掬い取る
軍手をゴム手袋に付け替えて、ジョレンで汚泥の中の固形物を取り除きます。
残った汚泥は大型角スコップで掬います。
ちなみに水分を含んだ汚泥は重いので、掬うときは腰に負担がかからないようにお気をつけて。
足は肩幅に開き、しっかりと力を入れ、膝を軽く曲げつつ掬うと良いと思います。
③汚泥やゴミを乾かし、土嚢袋に入れる。
土嚢袋は事前に土嚢袋スタンドにセットしておきます。
汚泥とゴミは平らに伸ばすようにしておいて水分を蒸発させます。
そののち袋に入れます。
④蓋を戻す
指を挟まないように注意をしながらゆっくりと蓋を閉めます。
⑤汚泥の処理
側溝掃除で出た汚泥は「産業廃棄物」として扱われ、一般ごみとして処分できないことがあります。
自治体によって対処が違ったりするので管轄自治体に相談をしてから処分をしてください。
ざっくりとですがこんな感じです。
決してご無理をなさらないで欲しいな・・・と思っています
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