おそうじ本舗ブログ

キッチンの換気扇やレンジフードが汚れる主な原因・・・それは油とホコリ、そして煙草のヤニです。
一番の原因はもちろん油。
調理中の換気扇に付着して冷えて時間が経つと頑固な汚れになります。
そこにホコリも混ざって固まりができます。
さらに換気扇のところで煙草を吸う方はヤニで汚れが増し、臭いも染みつきます。
換気扇を回すたびに嫌な臭いがする場合はこれが原因です。

そんな汚れはとにかく取れにくいものです。
レンジフード周りのおそうじを後回しにしてしまうのは取れにくい汚れをゴシゴシするのが面倒だからなんですよね。
外側はまだしも換気扇の内部なんてやり方もわからないしもっと面倒です

今回のお客様は5年くらいやっていないということでした。
お料理の頻度や、喫煙の有無で汚れの度合いは変わってきますが、ビフォーアフターをご覧ください。


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取り外したファンです。
固まりができていますね。
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つけ置き&擦り洗いでスッキリ
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ファンハウジングにも油汚れが固まって付いています。
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擦り洗いでここまでキレイになりました
先日スタッフKの自宅で配偶者がとうもろこしの素揚げを「食べたい」という情熱だけで何の対策もせずにやった結果、とうもろこしが爆ぜまくってキッチンが大惨事になりました。
「そこは手を入れるの無理」みたいなところにも満遍なく、あらゆるところに油が跳ねてギトギトに。
あとで調べると「とうもろこしの粒に切れ込みを入れておく」とか、「芯は取り除く」とか色々大惨事を回避するTipsがあったようです。
あまりにギトギトだったのでアルカリ電解水シートで拭き掃除をしましたが、すぐに拭いたため油がスーッと取れました。
なるほど

すぐに取ればそんなに面倒でもない・・・・・・

えっ・・・でも料理するたびに?
毎日料理するなら毎日?

・・・やっぱり面倒です(つд⊂)

というわけでついつい油汚れを溜めてしまいます(2週間~1か月)。
それに加えてレンジフード換気扇の内部のおそうじなんて大変すぎませんか。

でも世の中には猛者がいるものです。
そんな猛者はご自分でお調べになってさっさと換気扇を取り外しておそうじをしていそうですがご自分の内なる猛者にまだ気づいてらっしゃらない潜在的猛者の方もいるかもしれませんのでおそうじの仕方をここに記しておきます。

★準備するもの

・重曹かセスキ炭酸ソーダ
・お湯(40℃~50℃)
・床を養生するもの(新聞紙や、大きなビニールの袋等)
・ゴミ袋(45ℓくらい)2枚
・ゴム手袋
・タオル数枚
・重曹水(40℃程度のお湯100mlに小さじ1の重曹を溶かしスプレー容器に入れたもの)
・キッチンペーパー
・スポンジ、割りばしや使い古しの歯ブラシ等


ざっくりとした流れは以下の通りです。

①養生する
②ファンを取り外す
③外した部品を洗剤水につけ置きする(1~2時間)
④擦り洗いをして洗い流す

では注意点も交えて細かい手順を説明します。

①コンロの上に新聞紙等を敷きます。
レンジフードを掃除している時に垂れてくる汚れや、部品を落としてコンロに傷がつくのを防ぎます。

②換気扇の電源を切り、電源プラグを抜きます。

③シンクや浴室にタオルを敷き、その上にゴミ袋を広げます。

④ゴム手袋をします。

⑤部品を外します(フィルター、ファン、ネジなど)。
細かい部品は水切りネットに入れて口を縛っておきます。
ほとんどの場合、換気扇のファンは手で取り外せるようになっているので真ん中のネジを時計回りに回して緩め、注意しながらファンを外しましょう。
壊れてしまうことがあるため、固い場合は無理に外さないようにしてください。
その場合はファンをつけたまま擦り洗いをします。

⑥外した部品を広げたゴミ袋の中に入れ(ネットに入れた細かい部品も)、40℃~50℃のお湯を部品が浸る程度に注ぎます。
そこに100グラム程度(計量カップ半分くらい)の重曹またはセスキ炭酸ソーダを入れて(入れすぎると塗装が剥げる原因となりますのでご注意ください)空気をできるだけ抜き、部品に洗剤水がしっかり浸かるようにして袋の口を結んでそのまま置きます。

⑦つけ置きしている間に本体側のそうじを行います。
スポンジに重曹水を吹き付けて汚れている箇所を擦ります。
液だれしたり、洗剤の筋が残ってしまうため、重曹水は本体に直接スプレーしないようにしましょう。
擦ったらお湯に浸して絞ったタオルで水拭きをし、仕上げに乾拭きをします。

⑧20分くらいすると汚れが緩んでくるので、細かい部分は歯ブラシや割りばしで、広い面はスポンジで擦り洗いをします。
ちなみに古歯ブラシは毛先を半分ほどカットしておくと汚れが取れやすいのでお勧めです。
取れにくい汚れにはさらに重曹水を吹き付けて擦ります。
とはいえフィルターについてはあまり擦りすぎると塗装が剥げる恐れがあるのでタオルで汚れを拭きとる程度にすることをお勧めします。
すべて洗ったらタオルで水気を拭きとります。

ここでご注意いただきたいことがあります。
ファンについてるちょこっとした金具みたいなものはバランサーといい、ファンの回転を安定させる役割があります。
これを絶対に動かさないようにしてくださいね。
動かしたり取れたりすると組み立てた後、うまく回らなくなってしまいます。

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                          これです。
          
⑨部品を元に戻します。

⑩キレイな雑巾に市販のリンスやコンディショナーを染み込ませてレンジフードの表面に薄く伸ばしながら拭き上げると、静電気が抑えられてホコリなどの汚れが付きにくくなります。余力のある方は是非やってみてくださいね

以上ですが、猛者以外の方々はどうぞお気軽に我々にご依頼ください

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中野区上高田にて、トイレの換気扇のおそうじをしてきました

そもそもそのお客様のお宅にはエアコンクリーニングのため伺って作業をしていたのですが、汚水を捨てるためトイレを使わせてもらった時にふと目に入ってしまったのです。
換気扇のホコリが。
・・・職業病です

お客様に見てくれと頼まれてもいないところの汚れを指摘するのはあまりよろしくないと思うので、行き過ぎた営業トークにならないよう気を付けつつお伝えしてみました。
するとお客様も「気になっている」と。
「じゃあちょっと中を見てみましょうか?」と伺うと「お願いします」と言っていただけました。


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内部のファンはこんな感じになっていました。
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白から黒に戻りました
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       ファンを取り外した後の本体内部です。
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ファンハウジングにもこんなにホコリが積もっていました。
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スッキリしました
トイレはほとんどの場合狭く、換気扇をその限られたスペース内に設置するため(だいたい天井の隅っこ)掃除がしにくく、お手入れしたいなと思ってもついつい「また今度」にしてしまいがちです。
しかし換気扇にはホコリが溜まりやすいのです。
とにかく空気中にはホコリが舞っています。
目を離すとあらゆるものにあっという間に積もるホコリ。

・・・ホコリって一体何なんでしょう。

ちょっと調べてみたところ、アリゾナ大学公衆衛生学部のDavid W. Layton博士とPaloma Beamer准教授によりEnvironmental Science &Technology誌に発表された論文では、

家庭のホコリは「人間からはがれ落ちた皮膚」「カーペットや布張りの家具から出る繊維」「靴に付着して持ち込まれた土」「屋外から流れ込む空中の粉じん」

・・・だそうです。
そして外由来のものが60%を占めていると書かれているそうです。
アメリカは家の中が土足なので、日本ならもうちょっと割合が変わりそうですが。
また別の人の研究ではそこにマイクロプラスティックや黄砂に含まれるPM2.5だとか殺虫剤などに含まれる化学物質などもホコリと結合していると発表していたりして・・・。

ホコリを溜めっぱなしにしているということは、そういった物質もそこにずっと留め置いているということです。
そして換気扇を止めている時にはらりはらりと落ちてきたりして。
室内にホコリを戻しちゃったりして。
換気能力も低下するのでトイレ内の湿度も上がりカビの原因にもなります。
いいことがありません・・・

適切なお手入れの頻度の目安は、
本体カバーが週一回
内部のシロッコファン(羽)と本体が三か月に一回
です。
本体カバーにホコリが付着しているのが目で確認できる時には、内部はすでに上のような状態になっていると思っていただいて良いです。
カバーには貼り付けるだけの換気扇フィルターを付けると内部にホコリが溜まるのを防げますよ。
その代わりこまめに取り換えてくださいね。フィルターにホコリが溜まったまま放置したら同じことになります

さて。
ではいつものやる気のある方向けの、自分でお掃除する場合の注意点と手順を書き記しておきます。
注意点は以下の通りです。

①まず換気扇のスイッチを切っておくこと。
そしてブレーカーも切ります。掃除中に誤ってスイッチが入りでもしたら怪我の元です。
②本体に水気は厳禁。
換気扇は電気機器です。洗剤や水を直接吹きかけると故障の原因になります。
取り外したパーツは水洗いしますが、よく乾かしてから本体に戻しましょう。
③洗剤はキッチン用の中性洗剤を使い、柔らかいスポンジや布でおそうじします。
※お使いの換気扇により使用を禁止されている洗剤が異なりますのでおそうじする前に必ず取説をご確認ください。

手順は以下の通りです。

①パーツを順番に外す。
本体カバー→ファンハウジング→シロッコファン(羽)
※ファンハウジングはすべての機種で取り外せるわけではありませんのでご使用機種の取説をご確認の上、決して無理に外そうとしないでください。取り外せない場合はそのまま、本体内部に手を入れて下の③と同様にお掃除をしてください。

②キッチン用中性洗剤を溶かしたぬるま湯に取り外した部品を浸してつけ置き洗いをする。
シロッコファンの羽部分の汚れが頑固な場合は先の柔らかいブラシなどで擦り洗いをします。
汚れを落とし、洗い流したら水分をよくふき取り、乾燥させます。

③本体内部の汚れを拭きとります。
中性洗剤を染み込ませたスポンジ、または布で拭きとります。
残った水分はしっかりと乾燥させてください。

④パーツを取り付ける。
シロッコファン→ファンハウジング→本体カバー

いかがですか?
やってみるとそんなには難しくないと思います。
が、初めてでもそうでなくても、なかなか手を付けられないお気持ちはよくわかります。

さあ、ご連絡をお待ちしていますよ!
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まだ寒暖差がある毎日ですが、今年もエアコンクリーニングのご依頼がぼちぼち増えてまいりました。
みなさまのお宅のエアコンのお掃除はお済みですか?

先日はダイキンルームエアコンF25WTESの完全分解洗浄を行ってきました。
しかもアルミフィン(熱交換器)のみを残してボディをすべて壁から外してしまう、いわゆる背抜きと呼ばれる分解をしました。
完全分解中の完全分解と言ってもいいでしょう。

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アルミフィンというのはこちらですね(これは過去に洗浄した別のエアコンのもの)。
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     今回クリーニングさせていただいたのはこちら。
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           背抜きした状態です。
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いつもの完全分解だったら壁についたままのボディも、このようにまるっと取り外します!
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丸洗い!
さて、ここで通常のクリーニング(スタンダードクリーニング)と完全分解クリーニングの違いをおさらいしてみましょう。

★スタンダードクリーニングの作業範囲(通常のクリーニング)
 エアコン本体/アルミフィン/送風ファン/外装パネル/フィルター

完全分解洗浄の作業範囲(プレミアムクリーニング)
 エアコン本体/アルミフィン/送風ファン/外装パネル/フィルター/ドレンパン分解洗浄/送風ファンの奥の洗浄

作業範囲が変わります。
完全分解ではドレンパンと送風ファンも取り外し、ファンの奥の洗浄も行います。

が、いつもの完全分解では背抜きまでは行いません。
ではなぜ今回背抜きをしたかというと、ダイキンと東芝のエアコンは背抜きまでしないと完全にキレイにすることはできないからです。
しかしダイキンや東芝はそもそもが分解困難な機種であり、技術を要します。取り付け場所の事情(壁にピッタリくっついている等)も影響するのですべての作業員ができるわけではなく、すべての機種、すべてのパターンでできることではありません。
そして技術が必要な分、料金もそれなりにはなってきます。
それでも完全リフレッシュしたい、前のシーズンにクリーニングをしたけれど臭いが取れない等、お困りの場合は是非当店にご相談ください。
背抜きにて対応させていただきます!

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