先日スタッフKの自宅で配偶者がとうもろこしの素揚げを「食べたい」という情熱だけで何の対策もせずにやった結果、とうもろこしが爆ぜまくってキッチンが大惨事になりました。
「そこは手を入れるの無理」みたいなところにも満遍なく、あらゆるところに油が跳ねてギトギトに。
あとで調べると「とうもろこしの粒に切れ込みを入れておく」とか、「芯は取り除く」とか色々大惨事を回避するTipsがあったようです。
あまりにギトギトだったのでアルカリ電解水シートで拭き掃除をしましたが、すぐに拭いたため油がスーッと取れました。
なるほど
すぐに取ればそんなに面倒でもない・・・・・・
えっ・・・でも料理するたびに? 毎日料理するなら毎日?
・・・やっぱり面倒です(つд⊂)
というわけでついつい油汚れを溜めてしまいます(2週間~1か月)。
それに加えてレンジフード換気扇の内部のおそうじなんて大変すぎませんか。
でも世の中には猛者がいるものです。
そんな猛者はご自分でお調べになってさっさと換気扇を取り外しておそうじをしていそうですがご自分の内なる猛者にまだ気づいてらっしゃらない潜在的猛者の方もいるかもしれませんのでおそうじの仕方をここに記しておきます。
★準備するもの
・重曹かセスキ炭酸ソーダ
・お湯(40℃~50℃)
・床を養生するもの(新聞紙や、大きなビニールの袋等)
・ゴミ袋(45ℓくらい)2枚
・ゴム手袋
・タオル数枚
・重曹水(40℃程度のお湯100mlに小さじ1の重曹を溶かしスプレー容器に入れたもの)
・キッチンペーパー
・スポンジ、割りばしや使い古しの歯ブラシ等
ざっくりとした流れは以下の通りです。
①養生する
②ファンを取り外す
③外した部品を洗剤水につけ置きする(1~2時間)
④擦り洗いをして洗い流す
では注意点も交えて細かい手順を説明します。
①コンロの上に新聞紙等を敷きます。
レンジフードを掃除している時に垂れてくる汚れや、部品を落としてコンロに傷がつくのを防ぎます。
②換気扇の電源を切り、電源プラグを抜きます。
③シンクや浴室にタオルを敷き、その上にゴミ袋を広げます。
④ゴム手袋をします。
⑤部品を外します(フィルター、ファン、ネジなど)。
細かい部品は水切りネットに入れて口を縛っておきます。
ほとんどの場合、換気扇のファンは手で取り外せるようになっているので真ん中のネジを時計回りに回して緩め、注意しながらファンを外しましょう。
壊れてしまうことがあるため、固い場合は無理に外さないようにしてください。
その場合はファンをつけたまま擦り洗いをします。
⑥外した部品を広げたゴミ袋の中に入れ(ネットに入れた細かい部品も)、40℃~50℃のお湯を部品が浸る程度に注ぎます。
そこに100グラム程度(計量カップ半分くらい)の重曹またはセスキ炭酸ソーダを入れて(入れすぎると塗装が剥げる原因となりますのでご注意ください)空気をできるだけ抜き、部品に洗剤水がしっかり浸かるようにして袋の口を結んでそのまま置きます。
⑦つけ置きしている間に本体側のそうじを行います。
スポンジに重曹水を吹き付けて汚れている箇所を擦ります。
液だれしたり、洗剤の筋が残ってしまうため、重曹水は本体に直接スプレーしないようにしましょう。
擦ったらお湯に浸して絞ったタオルで水拭きをし、仕上げに乾拭きをします。
⑧20分くらいすると汚れが緩んでくるので、細かい部分は歯ブラシや割りばしで、広い面はスポンジで擦り洗いをします。
ちなみに古歯ブラシは毛先を半分ほどカットしておくと汚れが取れやすいのでお勧めです。
取れにくい汚れにはさらに重曹水を吹き付けて擦ります。
とはいえフィルターについてはあまり擦りすぎると塗装が剥げる恐れがあるのでタオルで汚れを拭きとる程度にすることをお勧めします。
すべて洗ったらタオルで水気を拭きとります。
ここでご注意いただきたいことがあります。
ファンについてるちょこっとした金具みたいなものはバランサーといい、ファンの回転を安定させる役割があります。
これを絶対に動かさないようにしてくださいね。
動かしたり取れたりすると組み立てた後、うまく回らなくなってしまいます。