おそうじ本舗ブログ

荻窪の一軒家にて、ダイキン埋め込み型エアコンのクリーニングを行いました。
アイランド型キッチンがあり、採光もたっぷりで気持ちの良いLDKに設置してあるエアコンです。
本棚はもちろんのこと、本棚に向かって左側にある箪笥が非常に高価なものとのことでしっかりと養生させていただきました。
天井高は3.5メートル。
2メートルの脚立に登っての作業。
自分が落ちたり部品を落としたりしたら大変なので焦りは禁物。
ゆっくり、確実に作業を進めていきました。


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こんな感じです。怖いです。
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部品を外してやっとこれから熱交換器を高圧でクリーニングしますの図です。
ドレンパンに溜まった水をこぼさないように平衡を保ったまま下にいるスタッフに渡す・・・・のは無理なのでベッセル(バケツ)を渡してもらって上で水をその中にジャーッと入れるという、それはそれで緊迫感あふれることもしました。
そしてドレンパンには結構汚れが溜まっていましたが写真を撮り忘れました

ところでこのエアコンはお掃除機能付きだったのですが、フィルターのホコリを取って溜めるボックスにはほとんどホコリがありませんでした。そしてフィルターにはドライブラシで払い落とせないようなべっとりとしたホコリが。
水道ホースの先端をジェット水流にして裏側から拭きとばすようにして洗浄しました。

これは実はアイランド型キッチンのあるLDKのエアコンにはよくあることです。
どうしても油煙を吸い込んでしまうのです。
油と結合したホコリはベトベトしているのでエアコンのお掃除機能でお掃除できません。
お掃除機能が付いているとエアコンの本体価格もお高めですし、さらにエアコン掃除もお高めになってしまいます。
なのにお掃除機能の意味がなくなってしまうわけです・・・
アイランド型キッチンをお使いの皆様にはぜひお掃除機能の付いてないエアコンをLDKに設置することを強くお勧めします・・・!
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       汚水の写真はしっかり撮影しました
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新井薬師店・阿佐ヶ谷南店・五反田店
中野区中央にて日立の縦型洗濯機、ビートウォッシュBW-X90Gの分解クリーニングを行いました。
2021年製ですので比較的新しい機種です。

日立製とパナソニック製の一部製品はおそうじ業界では分解困難機種として有名ですが、こちらのビートウォッシュは乾燥機能が付いていないということもあり、そこまで困難ではありませんでした
とはいえ洗濯槽を外すのに他のメーカー製のものよりも手間がかかるのは変わりませんし、上蓋を支持金具(突っ張り棒みたいなもの)1本で支えて作業をしないといけないので安定しづらく・・・そんな中での作業はなかなか大変でした。
そういう理由で日立製の洗濯機の分解洗浄には追加料金がかかってしまいます。
ご理解いただけると幸いです

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こちらがBW-X90G。乾燥機能は付いていません。
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上蓋を上げました。
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洗濯槽の上に付いているリング状の部品を外すと、裏側に早速カビが。
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キレイになりました
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かくはん翼、ビートウィングXの裏側です。
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真っ白になりました!
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洗濯槽の外側も・・・。
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この通りピカピカに
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洗濯槽が入っていた本体側ももちろん汚れます。
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スッキリ除菌!
使用環境や使用頻度・湿度や気温・基盤の不良等、様々な要因があるのでその限りではありませんが、洗濯機の寿命は回した回数でいうと約2500回~3500回だそうです。

長持ちさせるには汚れや黒カビを蓄積しないようにすることが重要です。
日頃から洗剤を入れて回しているのだから洗濯槽もキレイになってるようなイメージを持つかもしれませんが、流しきれなかった洗剤は黒カビのエサになります。
洗濯物に付着していた皮脂や皮膚等のたんぱく質汚れ、お風呂の残り湯を使っている場合は垢や菌なども黒カビ発生の原因になります。
当然ですがカビは湿度も大好きです。
さて、では何を心がけたらいいでしょうか。

・とにかく湿気を残さないようにする
洗濯槽の中に洗濯が終わった洗濯物を長時間放置しないようにしましょう。
洗濯後は蓋を開けておきましょう。槽乾燥機能がついていれば槽乾燥をし、終わったら速やかに蓋を開けておきます。

・適切な洗剤の量にする
ドラム式洗濯機の記事でも書いていますが、洗剤というのは多ければ多いほどキレイになるというイメージがあるかもしれませんがそういうものではありません
規定以上の量を入れると、貯水タンクや洗濯槽にこびりついてしまいモーターに負担をかけることになります。

・定期的なクリーニング
汚れも同様です。
溜まるほどモーターへの負担が増し、洗濯機の寿命を縮めることになるのです。
汚れという観点ではお風呂の残り湯を使うのはあまりお勧めしません。
(節水を取るか洗濯機の延命を取るか・・・それは個々の判断にお任せします・・・)
1~3か月に一度、洗濯槽のクリーニングをするといいでしょう。

市販の洗濯槽クリーナーは塩素系と酸素系の2種類があります。
塩素系は殺菌力に優れ、小さい汚れを取るのに適しています。
酸素系と違って水で使用でき、つけ置き時間も短時間で済むので手軽です。
ただ気を付けていただきたいことがあります。
洗濯槽に塩素が残ってしまうと刺激臭が鼻につくばかりか衣服や肌を傷めてしまうリスクが発生しかねません。
クリーニングが終わったら洗剤を入れずにもう一度通常運転で回すといいでしょう。

酸素系クリーナーは塩素系に比べると殺菌力においては劣るものの、こびりついてしまった大きい汚れを浮かせて取る力に優れています。
ぬるま湯を使わないといけなかったり、つけ置き時間が長いという面倒くささはありますが久しぶりにクリーニングをする場合は酸素系クリーナーを使用するのがおススメです。
そのあとに塩素系クリーナーでクリーニングをすればおそうじ効果がアップし、黒カビ予防にもなります。
(クリーナーは縦型洗濯機の場合のお話です。ドラム式や二層式には使えないものもあります。ご確認の上ご自宅の洗濯機に適合しているクリーナーをご購入ください)
上記のことを心がければ洗濯機を長く使うことができるはずです。
加えて数年に一度はプロにクリーニングをしてもらうとより長持ちするのではないでしょうか



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新宿の大京町にて、パナソニックのドラム式洗濯機NA-VG1300Rのクリーニングを行ってきました。
同じことを何遍も申し上げて恐縮ですが、ドラム式洗濯機のお悩みトップ2は「生乾き」と「購入時よりも乾燥時間が長引く」です。
ドラム式洗濯機はホコリが溜まりやすい構造になっています。
ホコリが溜まるとフィルターが目詰まりするので通気性が悪くなり、乾燥機能が低下します。
これをできる限り予防するにはどうすればいいかというと・・・

・こまめに糸くずフィルターと乾燥フィルターの掃除をする(都度都度)
・月に一度は塩素系洗濯槽クリーナーで洗濯槽のクリーニングを行う
・とにかく内部に水気を残さないように使用後にドアパッキンの排水穴のゴミを取り除きドア共々拭き上げる
・洗剤と柔軟剤を入れすぎない
・風呂の残り湯を使わない
・洗濯物についているペットの毛などはあらかじめ取ってから洗う

以上の事を頑張る必要があります。
そこそこ面倒です
しかもこれはあくまで乾燥機能を保つためのことであって、お手入れはこれだけではありません。
洗剤投入口や洗濯槽も定期的にお掃除せねばならないのです。
風呂水給水ホースを使っている場合はこれのお手入れも必要になってきます(上にも書きましたが風呂の残り湯を使うのは節水できて良いのですが・・・汚れを予防する観点からはおススメしません)。
頑張っている方はすごいです。素晴らしい
それでも長く使用していればどうしても内部にホコリが溜まっていきます。
そして内部は自分ではお手入れできません。
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NA-VG1300R。クリーニングとは関係ありませんが、とても四角い機種です。
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天板を取り、見えてきた乾燥ダクト。黒いゴムの部品です。
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ホコリがもっさりと・・・!
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ダクトを外した本体側です。ここにもホコリが溜まっています。
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洗濯槽の外側にも汚れが付着しています。
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輝きが戻ってきました!
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ドラムカバーの裏側です。
ここも汚れが溜まっています。
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スッキリとキレイになりました
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アップで見てみましょう。
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こちらが取れた汚れ。日常ではなかなか見ないような質感の汚れですね。
乾燥フィルターをまめにお掃除されてる方にちょっとご注意いただきたいことがあります。
普段のお手入れとしましては一番表のフィルターとその奥のフィルターをお掃除するわけですが、奥のフィルターを取るともうひとつフィルターがあり、こちらはビス留めされています。
こちらも結構汚れてきてしまった場合、ビスを取って外し水洗いができますが、この時にさらに奥が見えるはずです。
奥にホコリが見えて、ちょっと手を入れれば手前のホコリだけでも取れそう・・・などと思うかもしれません。
でもダメです。
我慢してくださいね。
奥には熱交換器であるアルミフィンがあり、思っているよりも柔らかいものなのでちょっと触っただけですぐに折れ曲がります。
そうすると温風が出にくくなってしまいますので決して触らぬようにしてください。

お手入れを頑張っているけど最近乾燥時間が長くなった、乾きにくいし生乾き臭がするようになってきたという場合は速やかにご相談いただければと思います
(頑張っていなくても気にしないでご相談ください!)
ドラム式洗濯機の分解クリーニングは2~3年に一度の頻度でするのがおススメです。


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