ペットの排泄物で傷んでしまったフローリングの補修

西新宿のタワーマンションにて、フローリングの補修を行いました。
フローリングの寿命は通常10年から20年くらいだそうです。
木材でできているため、自然劣化はどうしても避けられません。
10年と20年・・・この差は使い方と日々のお手入れで変わってくるということを示唆しています。
さて、フローリングが痛む原因にはどんなものがあるでしょうか。

①摩擦
フローリングというものは摩擦に弱いのです。
強い摩擦や繰り返し擦れると表面の傷、はがれが起きてきます。
キャスター付きの家具等を日常的にゴロゴロといわせていたら要注意です。
キャスター付き家具でよくゴロゴロするものといえば椅子。
どうしたって座るたび、ちょっと離れたところにあるものを取るとき、ゴロゴロいわせてしまいますよね。
小さな傷がついて、そこから表面のえぐれ、はがれに発展し、そこに水分が入り込むと劣化が加速してしまったりもします。

重いものの落下による衝撃
へこんだりえぐれたりしますね。ちょっとだけだしと放置するのは要注意。そこからはがれに発展(悪化)していくこともあります。

水分
先ほども申し上げましたがフローリングは木材。
木材は水分に弱いです。
いつも同じ場所に液体をこぼしたり、こぼした液体をすぐに拭き取らなかったり、常に濡れ雑巾で掃除をしたりしていると腐食やはがれ、変色の原因となります。
キッチンやトイレ、洗面所はもちろん、結露する窓際にも注意が必要です。
室内にいる生き物から出る液体・・・つまりペットちゃんの可愛い尿と可愛いゲロ等にもお気を付けください。しかも尿は同じ場所に繰り返しされますので・・・

今回のお客様はズバリこの案件です。
写真とともに見ていきましょう!


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水分によりフローリングが浮いて、そこから剥がれが起きそうになっていますね。
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浮いてる箇所を削ってパテで埋め、サンドペーパーをかけて平らにし、着色します。
いかがでしょう?
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角が剥がれそうになっています。
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うん。いいですね
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こちらの浮きも・・・。
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このように!
最終的に補修が必要なところが10か所以上ありました。
結構精密な作業になるため一日仕事となりましたが仕上がりを見ると達成感があります

フローリングはとにかく早めの補修です!
早めの補修が大切になってきます。

はがれや傷の範囲が狭く、浅ければ、あくまで応急処置ではありますがDIYで修復することができます。
★用意するもの
・マスキングテープ
・ヘラや刷毛
・瞬間接着剤
・エポキシパテ
・サンドペーパー
・塗料
・仕上げ用スプレー

①剥がれているところに接着剤を流し込み、上から押さえてしっかり貼り付ける。
②作業する場所をマスキングテープで囲っておく。
③欠けている部分にはヘラでパテを埋め込む。
④埋めた部分が平らになるようにサンドペーパーで削る。削りカスが出るので速やかに掃除をしておく。
⑤塗料で周りのフローリングと同じ色に塗る。
⑥木目を描く。
⑦仕上げ用スプレーをかける。

大切なポイントはパテ後のサンドペーパーがけです。
ここで完全に平らにしてください。
削りが甘いと表面が凸凹のままになり、塗料が剝がれやすくなりますし補修跡も目立つという辛い事態に・・・
お時間に余裕があって、やる気がある方は試してみてください。
賃貸物件の場合は事前に大家さんに確認したほうが良いでしょう。

広範囲であるとか量が多い場合、または自分でやる自信がない方はあまり悩まず早々にわたくしどもにご連絡ください(^▽^)/

もう一度言います。

フローリングはとにかく早めの補修が大切になってきます!

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