フローリングの寿命は通常10年から20年くらいだそうです。
木材でできているため、自然劣化はどうしても避けられません。
10年と20年・・・この差は使い方と日々のお手入れで変わってくるということを示唆しています。
さて、フローリングが痛む原因にはどんなものがあるでしょうか。
①摩擦
フローリングというものは摩擦に弱いのです。
強い摩擦や繰り返し擦れると表面の傷、はがれが起きてきます。
キャスター付きの家具等を日常的にゴロゴロといわせていたら要注意です。
キャスター付き家具でよくゴロゴロするものといえば椅子。
どうしたって座るたび、ちょっと離れたところにあるものを取るとき、ゴロゴロいわせてしまいますよね。
小さな傷がついて、そこから表面のえぐれ、はがれに発展し、そこに水分が入り込むと劣化が加速してしまったりもします。
②重いものの落下による衝撃
へこんだりえぐれたりしますね。ちょっとだけだしと放置するのは要注意。そこからはがれに発展(悪化)していくこともあります。
③水分
先ほども申し上げましたがフローリングは木材。
木材は水分に弱いです。
いつも同じ場所に液体をこぼしたり、こぼした液体をすぐに拭き取らなかったり、常に濡れ雑巾で掃除をしたりしていると腐食やはがれ、変色の原因となります。
キッチンやトイレ、洗面所はもちろん、結露する窓際にも注意が必要です。
室内にいる生き物から出る液体・・・つまりペットちゃんの可愛い尿と可愛いゲロ等にもお気を付けください。しかも尿は同じ場所に繰り返しされますので・・・
今回のお客様はズバリこの案件です。
写真とともに見ていきましょう!