新宿にて浴室と浴室換気扇のクリーニング

新宿1丁目にて浴室と浴室換気暖房乾燥機のクリーニングを行いました。
約2年ぶりとのことでした。
ではまず浴室換気暖房乾燥機から見ていきましょう。
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まずはこちらから。
totoの浴室換気暖房乾燥機TYB3111GAです。
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カバーを外しました。
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吹き出し口も分解。
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ファンも取り外しました。
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フィルターです。だいぶ黒くなっておりました。
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向こう側が見えるようになりました
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フィルターが汚れをほとんど引き受けてくれていたのか、ファンの汚れは軽めです。
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でもキレイにしたら色が変わりました
次は浴室です。
水栓金具と鏡のウロコ汚れが強めでした。
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浴室の水栓金具。水垢が強めについてしまっています。
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輝きが戻ってきました。
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鏡もこの通り。下の方が曇って見えなくなっています。
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クリアに見えるようになりました
鏡や水栓金具についている白い汚れ・・・それは水垢とせっけんカスです。
せっけんカスはともかく、水垢水垢言いますけど水垢って一体なんです?と思いますよね。

水垢の正体は、水道水に含まれるカルキ(消毒成分)やカルシウム等(原水に含まれる)のミネラル成分です。
水が鏡につくと、水は蒸発しますがミネラル成分だけがそこに残ります。そこにまた水がかかり、またミネラル分だけが残り、それが蓄積していくと岩のように固まってこびりついていきます。

せっけんカスはシャンプーやボディソープ、洗顔料などの泡が鏡等について、泡が蒸発して成分がそこに残ったもの。

このコンボでウロコ汚れができていきます。
溜め込んでしまうと除去するのがどんどん難しくなるので早め早めのお掃除、または予防をおススメします。

まずは一旦リセットしてからでないと予防対策をしても意味がありません
と、いうわけでいつものようにご自分でできるおそうじ方法を記しておきますね。

せっけんカスに皮脂が含まれている場合を除くと大体の水垢はアルカリ性なので酸性のものを使ってお掃除をすることができます。
まずは一番身近なものでできる方法です。

★お酢パック
 ・必要なもの・・・酢、スプレーボトル、ゴム手袋、キッチンペーパー、ラップ、スポンジ、タオル等柔らかい布

①スプレーボトルに酢と水を1:1の割合で入れ、軽く振って混ぜます(希釈液)。
②ゴム手袋を装着し、汚れが気になる箇所に①の希釈液を満遍なくスプレーし、キッチンペーパーを張り付けます。
その上にさらに希釈液をスプレーします。
③貼り付けたキッチンペーパを覆うようにラップをかけて2時間ほど放置します。
④放置後、ラップとキッチンペーパーを外し、スポンジで擦り洗いをします。
⑤シャワーで洗い流し、乾いたタオルで水気が残らないように拭き上げます。

ただ、こちらの方法だと浴室はもちろん洗面所にまでお酢の匂いが充満します。
それを避けたい方はクエン酸で同様におそうじをすることができますよ。
水100mlに対してクエン酸小さじ1/2の割合で希釈液を作ってください。

そしてこの方法が有効なのはあくまで軽いウロコ汚れの場合です。
かなりこびりついてしまっているものにはコチラ。

★ダイヤモンドパッドで磨く
100均でも小さいものが売っていますし、ホームセンターで入手できます。
水で擦るだけなのですが、商品によっては磨く方向が決まっていたり強く擦りすぎたりすると鏡に傷がつくリスクがあるので注意が必要です。汚れの程度にもよりますが結構お時間がかかるということも覚悟してください。
(ちなみに曇り止め加工が施されている鏡には使用できませんのでお気を付けくださいね!)
ダイヤモンドパッドですべてのウロコ汚れを取り切ろうとしないで、ある程度取ったらそのあとにお酢やクエン酸でのおそうじをすると効果的です。

そして軽い汚れに見えるのにお酢やクエン酸で取れなかった・・・という方。
ひょっとしたら酸性のせっけん汚れなのかもしれません。
その場合はアルカリ性のものでないと落ちません。

★重曹ペーストで擦り洗い
・必要なもの・・・重曹、容器、ヘラ、ラップ、ゴム手袋、タオルか柔らかい布
①適当な容器に重曹を入れ、少量の水でペースト状になるように溶きます。
②ゴム手袋を装着し、ペーストをヘラ、または手で鏡に塗り付けます。
③適当な長さに切ったラップをくしゃくしゃと丸めて(ラップたわし)擦り洗いをします。
くるくると円を描くように擦るのがコツです。
④シャワーでしっかりと洗い流し、乾いたタオルで水気が残らないように拭き上げます。

これでリセットできたらあとは日々予防していくのが大切です。

お風呂から出るときに浴室全体をシャワーで流すようにすればせっけんカス予防はOK。
水垢はとにかく水滴を残さないようにすることが肝心です。
最後にお風呂に入った人が出る前に鏡と水栓金具をタオルで拭いておく。それだけでウロコ汚れは予防できます。
本当は壁や浴槽の縁などにもウロコ汚れはつきます。ただ鏡や水栓金具ほど目立たないだけです。
壁の材質によっては目立つこともあると思いますので気になる場合はスクイージーを使って水滴を落とし、拭き上げておくと特別に掃除しなくてもキレイな状態を保てます。
毎日やるなんて面倒だと思うでしょう。
でもこれだけで鏡と水栓や壁等の輝きを保てるんだとわかるとちょっと感動します。毎日気持ちよくお風呂に入れるのです(まあ他に排水口問題などもありますが・・・)。

あと個人的にひとつ疑問に思っていることがあります。
それは・・・

お風呂に鏡って要る?

ということです。
お風呂で鏡を見ながら何かをする習慣のある方は必要なのかもしれません。
(でもどうしてもお風呂でなければできませんかという疑問も浮かんでしまったり・・・
だってシャワーを使っても浴槽にお湯を張っても鏡は曇るから見えなくなりますし、便利さよりも掃除の負担のほうが大きい気がするのです。
素敵な浴室になると幅が広い方の壁横一面に鏡が設置されていたりして・・・それ全面見てますか?と・・・。
賃貸住宅や中古住宅だとすでに付いていてどうしようもないんですが。
だから業者さんはなぜそんなに鏡を付けるんだと・・・。
「鏡は浴室に必要なものである」という世の中の常識にちょっと物申したい今日この頃です。
すみません 蛇足でしたね。

ともかくもう自分でウロコ汚れ取るのちょっと無理!!という方、
ウロコ取りはオプションなので単体ではお受けできませんがせっかくなので浴室全体をキレイにするついでに遠慮なくご相談いただければと思います

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