側溝とは、道路に溜まった雨水などを排水するためや、民地の用水路・排水路として設置されるものです。
その上に必要に応じてコンクリートの蓋やグレーチングを取り付けることにより車道と歩道を分ける役割を果たしたり、側溝内に人や物が落ちたり車のタイヤが嵌ったりする危険がなくなります。
しかし側溝はゴミや汚泥が溜まりやすいのです。
喫煙者の一部の人が灰皿代わりにしたり、上がグレーチングの場合は落ち葉も入ってしまいます。
たまに子猫が落ちていたりもしますが。
というわけで掃除せずに放っておくと悪臭や害虫の発生源になってしまうことも・・・
なにより本来の役割、排水ができなくなりますね
お客様がそれでお困りでした。
とある集合住宅の出入り口前の歩道にある側溝なのですが、こういう場所はそもそも誰が管理をしているのでしょう。
調べてみました。
①私道に面した側溝・・・個人
②公道の側溝のうち主要道路付近のものや重要度の高いもの・・・自治体
③公道の側溝のうち主に住宅周辺のもの・・・地域の自治体
ということだそうです。
お客様の場合は②か③です。
②ですと区役所または市役所の対応ということになりますが、主要道路に面していたり深さや幅が広かったりと、とてもじゃないけど個人では明らかに無理なものに限定して対処することが多いようです。
そんなに幅も深さもありませんでしたので、そうすると③ですが・・・こちらはつまり町内会のような自治会で掃除をするのが一般的ということになります。
なのでまずは町内会的な自治体に相談をすることをお勧めします。
が、そもそも地域の自治体で側溝の掃除をしている場合は定例の掃除時期があらかじめ決まっていることが多いそうです。
それが組まれていない場所だから汚れている、そして相談してもすぐに掃除をしてもらえるとは限らない・・・。
(あくまでイメージですが)むしろ絶対にすぐやってもらえなさそう・・・・・・。
と、お客様が思ったかどうかは定かではありませんが、うちにご依頼いただきました。