使用環境や使用頻度・湿度や気温・基盤の不良等、様々な要因があるのでその限りではありませんが、洗濯機の寿命は回した回数でいうと約2500回~3500回だそうです。長持ちさせるには汚れや黒カビを蓄積しないようにすることが重要です。
日頃から洗剤を入れて回しているのだから洗濯槽もキレイになってるようなイメージを持つかもしれませんが、流しきれなかった洗剤は黒カビのエサになります。
洗濯物に付着していた皮脂や皮膚等のたんぱく質汚れ、お風呂の残り湯を使っている場合は垢や菌なども黒カビ発生の原因になります。
当然ですがカビは湿度も大好きです。
さて、では何を心がけたらいいでしょうか。
・とにかく湿気を残さないようにする
洗濯槽の中に洗濯が終わった洗濯物を長時間放置しないようにしましょう。
洗濯後は蓋を開けておきましょう。槽乾燥機能がついていれば槽乾燥をし、終わったら速やかに蓋を開けておきます。
・適切な洗剤の量にする
ドラム式洗濯機の記事でも書いていますが、洗剤というのは多ければ多いほどキレイになるというイメージがあるかもしれませんがそういうものではありません 規定以上の量を入れると、貯水タンクや洗濯槽にこびりついてしまいモーターに負担をかけることになります。
・定期的なクリーニング
汚れも同様です。
溜まるほどモーターへの負担が増し、洗濯機の寿命を縮めることになるのです。
汚れという観点ではお風呂の残り湯を使うのはあまりお勧めしません。
(節水を取るか洗濯機の延命を取るか・・・それは個々の判断にお任せします・・・) 1~3か月に一度、洗濯槽のクリーニングをするといいでしょう。
市販の洗濯槽クリーナーは塩素系と酸素系の2種類があります。
塩素系は殺菌力に優れ、小さい汚れを取るのに適しています。
酸素系と違って水で使用でき、つけ置き時間も短時間で済むので手軽です。
ただ気を付けていただきたいことがあります。
洗濯槽に塩素が残ってしまうと刺激臭が鼻につくばかりか衣服や肌を傷めてしまうリスクが発生しかねません。
クリーニングが終わったら洗剤を入れずにもう一度通常運転で回すといいでしょう。
酸素系クリーナーは塩素系に比べると殺菌力においては劣るものの、こびりついてしまった大きい汚れを浮かせて取る力に優れています。
ぬるま湯を使わないといけなかったり、つけ置き時間が長いという面倒くささはありますが久しぶりにクリーニングをする場合は酸素系クリーナーを使用するのがおススメです。
そのあとに塩素系クリーナーでクリーニングをすればおそうじ効果がアップし、黒カビ予防にもなります。
(クリーナーは縦型洗濯機の場合のお話です。ドラム式や二層式には使えないものもあります。ご確認の上ご自宅の洗濯機に適合しているクリーナーをご購入ください)
上記のことを心がければ洗濯機を長く使うことができるはずです。
加えて数年に一度はプロにクリーニングをしてもらうとより長持ちするのではないでしょうか
ご注文、お見積りはページ上方または下のボタンから。
またはお電話で!
0800-888-2014
新井薬師店・阿佐ヶ谷南店・五反田店